伊東歯科医院インテリア
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JR総武線・東京メトロ半蔵門線錦糸町駅北口。駅前のビルが立ち並ぶ大通りから一歩中へ入ると、下町の風情が感じられる町並みの中に、大きなスカイツリーが姿を現す。「伊東歯科医院」があるのはそんな風景のビルの2階。駅から徒歩2分、青色の看板が目印だ。院長の伊東宏隆先生は、複数の歯科医院で20年以上経験を積んだ後、2005年に開院。患者1人あたりの診療時間をたっぶり取り、じつくり話を聞くことを大切に日々診療にあたっている。下町の雰囲気と祭りが大好きという院長に、診療のこだわりや下町愛について語ってもらった。

こちらの診療方針について教えてください。
当院がめざしているのは包括的診療。単に悪い部分だけを診るのではなく、口腔内全体に問題がないかしっかりチェックし、計画的な治療を行っています。また、歯科診療はいろいろなサボートが必要なことが多いと感じます。特に入れ歯治療はそういう面が強いですね。異物を口の中に入れ、それになじんでもらわなければなりません。羲歯を使うことは羲手や羲足を使うことと同じで、ない物を他の物で補うということ。狭い口の中に入れ、異物感を少なくして食べられるようにしてい<のは大変ですから、患者さんの気持ちに寄り添った診療を心がけています。
患者さんとの対話で工夫されていることはありますか?
一番大事にしているのは、患者さんのお話しやお考えをよく聞くことですね。予約は1時間に2人くらい。詳しいことを伺うにはそのくらいの時間は必要です。勤務時代は1 日100人診ることもあり、大変な部分がありました。自分が開業したら、時間をかけてゆっくり話をしながら、生活習慣やニーズを理解レて診療したいと思っていたんです。私はもともと人との関わり合いが好きですし、患者さんとのコミユニケーションはいつも自然体で行っています。この地域は気さくな方が多いのでスムーズですね。人情に厚い土地柄というか、皆さん話しやすくて地域の交流も活発です。この町の、下町らしい雰囲気が大好きなんです。性格的に合っているんでしょうね。
歯を失った時、いろいろな選択肢があり迷う患者も多いと思いますが。
私は義歯の素材は保険適用のものでも十分だと思っているので、迷っている患者さんには保険のものをまず勧めます。例えば入れ歯の場合、最初は保険で作り、その後もっとこういう物がいいという要望があれば、保険外でもその二ーズに合ったものを提供するようにしています。前歯などは見た目の美しさも重視する患者さんが多いので、最初から保険外の物を希望される方には、それぞれの材質のメリット・デメリットを詳しく説明した上で、ご希望をよく聞いて選択肢を提案します。保険の義歯でもある程度自然な色は出ますが、長く使っているうちにどうしても変化してしまいますから。
矯正治療やインプラント治療については専門のクリニックを紹介することも多いとお聞きしました。
30年以上診療を続け、さまざまな症例を診てきましたから、大概のことは対応できるという自信はあります。しかし、インブうント治療や矯正治療といった専門的な分野 はそれを専門とする先生に任せたほうがいいと考えています。勤務時代、専門的な技術を持った院長の治療を見てきたこともあり、専門的な治療に関しては、技術・設備・体制がしっかりそろった専門のクリニックが、患者きんにとって一番だと思うのです。信頼する歯科医院が大小いくつもあるので、患者さんに合わせて紹介しています。もちろん拔歯やある程度までの親知らずの治療などは当院でも行いますし、他院へ紹介した方も紹介先で治療された後は当院でしっかり経過を見ていくことができるので、ご安心いただければと思います。
訪問歯科診療も行っているのですね。
昨年から本格的に始めました。サービスつき高齢者向け住の訪間が中心ですが。近隣の一般のお宅にも伺っています。今のところ週に2日ずつ、午前と昼体みに行っていますが、依頼は多いので可能な範囲で対応していきたいと思っています。